ゾウリムシの走性の動画

走性は、特定の刺激に体を方向づける生得的行動です。ゾウリムシは、負の走電性(negative galvanotaxis)、負の走地性(negative geotaxis)、走光性(phototaxis)等の走性(taxis)をもっています。負の走電性はマイナスの電極に集まる走性、負の走地性は地面とは逆の方向(水面)に向かう走性、走光性は光に集まる走性です。この動画では、上部に負の電極を設置し、負の走電性と負の走地性を利用してアクリルのチューブの上部に効率よく集めています。チューブの下部を黒い布などで覆うと、走光性も利用できます。集まってきたゾウリムシをスポイトで吸うことにより、ゼブラフィッシュの稚魚などの飼料としてゾウリムシを効率よく採取することが出来ます。上部に向かって動く白い雲のようなものがゾウリムシの集まりです。

白ネズミの音に対する馴化

最初は音に対して驚愕反応が生起するが、何度も音が提示されると、最後はほとんど驚愕反応が起きなくなる。注:初期の試行と、馴化後の試行が掲載されており、途中の試行が省略されている。